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オーナーのKei、スタッフのNana、友人、カフェに訪れるお客様が登場人物となり繰り広げられるエピソードの数々、過去から現在、そして未来へと続く不思議な記憶の鏡を通して、ファンタジーでミステリアスなストーリーが、非日常と隠れ家的な癒しをお届けします
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21st Episode 『天使のお守り【 Guardian Angel】』
笑い声とお喋りが満開 桜の開花が待ち遠しい今日この頃、「ま~だだよ」と言わんばかりに昨夜から冷え込んでいる 窓の外はどんよりと曇りがち、しかし、カフェの店内は真逆の賑やかな笑い声とお喋りが満開 今日は ”ガーディアンエンジェルタイム” の日、赤... -
20th Episode 『影みたいな存在【 Like a shadow】』
本物以上に美味しく作っちゃう 「お腹いっぱいだわ、美味しくて食べ過ぎちゃったわ」 「お口に合ってよかったです」 常連のお客様のHaruさんが会社の同僚を連れて賑やかにランチタイム 「では、食後にコーヒーをお持ちしますね」 「あ~コーヒー飲みたい、... -
19th Episode 『小さな別世界 【 Miniature world】』
いつの時代の文字だろう 電話のベルがなり団体のお客様の予約が入った カフェの近くでミニチュアクレイクラフトの教室が開かれている その教室の先生がカフェの常連のお客様、Kikoさんだ 教室の後、生徒さん15人程と一緒にカフェで午後のコーヒータイムを... -
18th Episode 『明るい仲間 【 Spirited friend】』
気が付いていないだけ 昨夜から降っていた雨は朝にはすっきりと上がって眩しい陽が雲の切れ目に輝いている このところ、早い時間から席が空くことなく忙しいカフェ Nanaは仕事前の時間も入って、慌ただしく仕事に行って、また戻って来るという日々だが、嫌... -
17th Episode 『それぞれの世界 【 Their own 】』
本の中の主人公 初夏を思わせる陽ざしが街に降り注いでいるカフェの午後、誰も入り込めないオフホワイトのオーラに包まれたお客様が一人、静かにページをめくり、時間がゆっくり流れる事を楽しんでいる Ruriさんは毎週火曜日と木曜日にいらっしゃる方で図... -
16th Episode 『花のエントランス 【Flower entrance】』
目の前に姿はあるけれど、手が届かない 色とりどりの美しい花がカフェのお客様を迎えるエントランス この花壇をいつも綺麗に保ってくれているのは斜め向かいにある花屋のKatsuさん カフェの常連のお客様でもあるし、オーナーの遠い親戚にあたるそうだ カフ... -
15th Episode 『春に見る夢 【Spring dreams】』
舞い落ちる花びら 霞がかった空気に黄色の小さな粒が街中に降り注いで、いよいよ本格的な春がやって来る 「暖かくなるのは待ち遠しいけれど、この季節が辛い人も多くいますよね」 「そうね、今年は多いのかしらね」 「車、洗いにいかなくっちゃ、ボンネッ... -
14th Episode 『おもてなしの心 【Heart of hospitality】』
テレビで見たことある人 朝の冷えた空気が嘘の様な暖かさが降り注ぐカフェの午後 窓の外には通り沿いのガラスを拭いていたNanaが慌ててエントランスへ向かう姿が見える ドアベルが鳴り、「オーナー、オーナー」 「あらあら、何事かしら?」 「たぶん、テレ... -
13th Episode 『霧雨と月明かり 【Drizzling and Moonlight】』
視覚の隅に映った予感 霧の様な雨が降る朝、いつになく頭がすっきりしないのには理由がある 現場との打ち合わせが終わり、スケジュールの調整などの詳細を検討するために依頼元の企業へ向かう車の中「あ~あ、言ってる事が全然違うよね、どうなってんのよ... -
12th Episode 『音色の波紋 【Ripple】』
美しいピアニストの風 扉を開けて、耳に飛び込んでくる音色に、コーヒーの香りが波紋の様に広がり纏わり付く感触を覚える 何とも隙のない完璧な音色の主はピアニストのAmiさん、常連のお客様で、時々、カフェでミニコンサートを開いている 今日は珍しく一...