98th Episode 『癒しのスィートポテト【A soothing sweet potate】』

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東甘堂のやきいもだ~

「おぅ、Nanaちゃん、お芋さん好きだろう?美味しい差し入れ持ってきたよ」

「わぁ~い、Konさん、いつもありがとう、嬉しいな」

「いつもすみませんね、お気遣いありがとうございます」

「いやいや、毎日、オーナーの美味しいコーヒーがわしの楽しみなんじゃよ、後、Nanaちゃんの喜ぶ顔もな」

「ねね、開けてみていい?」

「開けて食べんさい、今日のは一段と美味しいぞ」

「おぉ~すごいじゃん?東甘堂のやきいもだ~これ、美味しいんだよぉ」

「まぁ、レアスィートポテトもありますわね」

「ねぇ、オーナー、食べても良いですか?」

「いいわよ、ちょっとコーヒー淹れましょうね」

甘くほろ苦い香りが広がって来ると目を細めて「いい香りじゃの」

「ささ、Konさんもどうぞ、お菓子に合うと思いますわよ」

「うん、うん、ちょっとほろ苦さが、お芋さんの甘さと丁度合う感じじゃの」

「うま~~~い、ホントほろ苦いコーヒーが合いますよ、今日はちょっと深煎りですね」

「ふふ、よくわかったわね、あとでブレンドレシピを当ててごらんなさいな、ささ、こっちのレアスィートポテトの方も頂いたら?」

「Konさんはどれにします?」

「わしはこっちの干し芋の方をもらうよ」

「しかし、美味そうに食べるなぁ、Nanaちゃん、ほっぺが落ちるぞ」

「落ちてもいいも~~ん」

「よく美味しいお菓子をご存じですわね、Konさん」

「うん、そうだよ、Konさん、東甘堂のお菓子なんてセンスあるじゃん?」

「町内会の集まりの時にな、持って来てくれた人がおったんじゃよ、そしたら、皆がうまい、うまいって取り合いになってな」

「そうだったんだ、私、もう三つ目食べてる、ふふふ」

「お芋さんだから、少々、食べ過ぎても大丈夫じゃよ、なぁ、オーナー?」

「そうですわね、特に自然のサツマイモだけなんですのね、無添加で、お孫さんももうちょっと大きくなったら食べられますわね」

「残りは冷蔵庫に入れておいて冷やしても美味しんだって、書いてあるよ、夜、Miyuさんにも分けてあげようっと」

あけてそのまま、やきいも
サツマイモ
レアスイートポテト

※東甘堂のサイトへ

焼き芋・干し芋・干し柿 東甘堂(とうかんどう) (geocities.jp)

「Konさんのお孫さんも大きくなったでしょう?」

「赤ちゃんの成長は早いものだね、最近は良く笑うんじゃよ」

「ふ~ん、Konさんも良いおじいちゃんやってるんだ、甘々のおじいちゃんになりそうだね」

「そうそう、バッグの方はどうですか?娘さん、使って下さってるかしら」

「着替えやら、オムツやらを入れて持って行ってるよ」

「そうですか、もう少ししたら、今のバッグより、もうちょっと色んな機能を付けた方が便利でしょうから、また考案しましょうね」

「うん、頼むよ、おもちゃとかお菓子なんかも入れて行けると便利じゃな」

「そうですよ、オーナー、離乳食とかも入れて行くのに何か工夫が付いてるのいいんじゃないですか」

「そうね、他にもHiroさん、ほら、ワンちゃんのお散歩途中で休憩される常連さん、彼からも頼まれたのがあるのよ、忙しくなりそうだわ」

「ふふ、でも、オーナー、嬉しそうですよ」

「そうじゃ、忙しいのが一番じゃよ」

皆で美味しいコーヒーとお菓子を頂きながら過ごすひと時、カフェのこんな時間が幸せなんですね

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • はじめまして
    早速、購入して食べました!サツマイモのお菓子とコーヒーってめっちゃ合いますね。
    美味しかったです。

  • アキさん、いらっしゃいませ
    来店ありがとうございます、どうぞ、ゆっくりしていって下さいね

    喜んで頂けて何よりです
    あれから、Nanaはまた、通販で頼んでいましたのよ、
    サツマイモは止められませんね、うふふ
    これからは、美味しいスィーツ、ディッシュのご紹介も
    どんどんしていきたいと思っています
    オーナーKei

    もう~オーナー、バラさないで下さいよ
    Nana

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